BLのデザイン

BL漫画の装丁を中心に、デザインを真面目に見ていくブログです。装丁やデザインについて勉強中。

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2013/03/22

スペイン旅行:建築研修③

前回に引き続き、スペインに行った時の写真を上げています。
興味がある方は、のぞいていって頂ければ嬉しいです。
スペイン旅行:建築研修①
スペイン旅行:建築研修②

見学した地域は以下の通りです。
【1日目】
成田空港発→パリ経由→スペイン・マラガ着→トレモリノス
【2日目】
トレモリノス→グラナダ→セビリア
【3日目】
セビリア→コルドバ→トレド
【4日目】
トレド→マドリード→クエンカ
【5日目】
クエンカ→バレンシア→バルセロナ
【6日目】
バルセロナ
【7日目】
バルセロナ発→パリ経由→成田空港着



今回は、3日目以降のトレドからバレンシアまでの写真をご紹介します。
4日目のマドリードやクエンカは殆ど写真が無いので、実質トレドの写真ばっかりですねー。

【3日目】
コルドバから、トレドへ移動します。
トレドはまさに古都!って感じの町です。「一番スペインらしい町」とかって言われているみたいですね。(日本で言うと京都みたいな?)
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トレドに到着した頃にはもう日が暮れかけていて、夕暮れ時の良い写真がいっぱい撮れましたー。
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旧市街地は、タホ川という川に囲まれた場所にあります。旧市街地に入ってしまう前に、街全体を見渡せる場所で写真を撮りました。

3日目の夜はトレドのホテルに宿泊しました。
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内装がレトロで可愛いホテルでした。
が、地下のレストランは明らかに不気味な雰囲気!(これは観光客向けにねらった演出だと思います(笑))
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この鎧とか夜中に動き出しそう。

ちょこっとホテルの周りを散策して、3日目は終了。観光はまた明日!
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【4日目】
トレドの続きです。朝から自由行動だったので、友人と早朝散歩に出かけました。
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意気込んで朝の8時半とかから出かけましたが、そんな時間に店が開いている筈も無く(あたりまえだ)、仕方なく、教会や外観のみを見てまわります。
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散策していると、登校中の小学生や、これから出勤する人たちとよくすれ違いました。
この辺の感覚は日本と同じですね。(友達は「スペイン人てちゃんと仕事するんだ…」ってがっかりしてた(笑)仕事しない国だったら移住するつもりだったの(笑)?)
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この辺とか、シャッターが開くとお土産屋さんの通りなんだけどなー。

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あ、薬局だ。この緑十字のマークが、スペインでは薬局のマークですから、困った時は探して下さいね。(現地で薬買うっていうのはあんまり無いかもしれないけどね。)

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友人がどんどん細い路地に入って行くからどうしようかと思った。

この後、無事中心部へ戻ってきて、色々見学するのですが…、殆ど写真撮ってない(笑)
古書店を見つけてしまってな…、テンションが上がって。
ここで購入した本に着いても後々書きたいと思います。

トレドは、エル・グレコという画家の出身地としても有名です。
エル・グレコ美術館にも行ったのですが、丁度東京で『エル・グレコ展』をやっている時で、作品が何点か東京にいってしまってたんです。(いれちがいになっちゃった。)
民家を改装した美術館で、居心地がよかったですよ。

スペイン語も英語もろくに話せませんが、観光地なのでそんなに困ったことにはなりません。
この辺はお土産屋さんがいっぱいあって楽しいですよ。観光客もいっぱいいるし。
友人は靴を買いまくってました。2ユーロ(250円くらい)の靴とかあるの。
ご飯はバルで食べても良いし、ファーストフードもあるしね。



4日目は、この後マドリードに移動します。
(この後は写真が殆ど無いです。写真撮る間もなくあちこち移動したり、都会なのでスリが怖かったりで。カメラ持ってると観光客だとすぐばれちゃうからねー。でもそうでなくても、私達を観光客だと思わない人はいないと思う(笑))

一応『マイヨール広場』と『サン・ミゲル市場』には行きましたが。
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マドリードでは、『プラド美術館』を中心に、作品観賞をしました。
プラド美術館では、ボスの『快楽の園』や、ベラスケスの『ラス・メニーナス(女官たち)』など、有名な作品を間近で見ることが出来ます。
昨年は、丁度、西洋美術史の授業を取っていたので、授業で取り上げられた作品を実際に目にすることが出来て感動しました。
個人的には、リベラの『毛の生えた女』が見られたのが嬉しかった。(授業で知ってなにコレ?って気になってたから。)
ちなみにプラド美術館は、作品の撮影が殆どOKなので、カメラを持って行くのも良いかもしれませんね。(まぁ、絵を撮影して帰るっていうのも意味わかんないかもしれないけど…。お気に入りの作品の記録なんかに便利かもしれません。)



この後、ピカソの『ゲルニカ』も見にいきましたよ!
ゲルニカも、マドリードにあるのですが、プラド美術館ではなく、『ソフィア王妃芸術センター』の方で展示されています。
ゲルニカの画像なんてネットでいくらでも見れますが、やっぱり、サイズ感なんかは、実際目の前に立って観賞しないとわからないですからね。
ここの美術館も、おもしろい展示がたくさんありました。スペイン内戦の時のポスターとか。



この後は、クエンカに移動し、『宙づりの家』などを見学後、ホテルへ。
このクエンカで泊まったホテルっていうのも、古い教会を改装して作ったホテルで、見学の対象です。
(建築科の人たちは寝ずに実測するんだって。実際に歩いて、足の歩幅で長さ量るの。私はもちろん、…寝ました。)
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雰囲気があって、すごくいいホテルでした。



【5日目】
クエンカを後にし、バレンシアへ移動します。
バレンシアでは、ミゲレテの塔などを見学したのち、『芸術・化学都市』へ。
都市、と言っても施設ですね。化学博物館みたいな。
外観の建築をメインで見学に来たのですが、施設内にあるひよこの展示にメロメロになりました。
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卵からひよこが孵る様子を、生で見られる展示です。
かわいいー!



以上、トレドからバレンシアでした!
次回はとうとうバルセロナです。おそらく次回で建築研修の写真は最後になると思いますので、もうしばらくお付き合い下さい。
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2013/03/19

スペイン旅行:建築研修②

前回に引き続き、スペイン建築研修のレポートです。
前回は、空港からグラナダまでの写真をご紹介しました。
スペイン旅行:建築研修①

見学した地域は以下の通りです。

【1日目】
成田空港発→パリ経由→スペイン・マラガ着→トレモリノス
【2日目】
トレモリノス→グラナダ→セビリア
【3日目】
セビリア→コルドバ→トレド
【4日目】
トレド→マドリッド→クエンカ
【5日目】
クエンカ→バレンシア→バルセロナ
【6日目】
バルセロナ
【7日目】
バルセロナ発→パリ経由→成田空港着



今回は、セビリアからコルドバまでの写真をご紹介します!
【2日目】
2日目の続きです。グラナダからセビリアに移動します。(移動はバスで2時間半くらい)

セビリアですよー。セビリアと言えば?セビリアと言えば!
えすとえむ先生の闘牛漫画、『ゴロンドリーナ』の舞台でーす。

これは私の中での「セビリアと言えば!」でしたね(笑)。セビリアはセビージャとかセビリアとも呼ばれてます。『ゴロンドリーナ』は闘牛士を目指す女の子(チカ)の話で、とても好きな漫画です。(お、漫画と絡めるとちょっとウチのブログっぽい。)

というわけで、闘牛場があります!
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闘牛場メインで見学に来たわけじゃないので、写真はこれだけ。中も見学したかったな。
漫画の中でも描かれている闘牛場ですが、実際行ってみるとどんな色の建物かわかってよかったです。
白塗りの壁に黄色い窓ふちという、スペインの建築らしい配色でした。
今でも毎週日曜日には闘牛やってるらしいですよ!見てみたかったなー。



セビリアの街並。地方ですが、観光地なのである程度都会ですよ。
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やっぱり、白や、赤や、黄色の壁の建物が多かったです。これはスペインの土がこういう色をしているからなんですって!だから、示し合わせたみたいに町中が同じ配色の家ばかりなんだって。素敵~!

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石畳に、いい感じの喫茶店。(バールかもしれない。スペインの居酒屋みたいな。昼間っからやってて、あちこちにある。)

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馬車だ。さすが観光地。

教会(カテドラル)を見学して、この後徒歩で、とっておき場所へ移動します。



じゃーん!メトロポール・パラソル!!
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セビリアの町に2011年の春に出来たばかりの新名所です!
世界最大の木造建築と言われています。皆さんご存知でしたか?(まだ出来たばかりなので、観光場所としては世界に広まっていないかもしれません。)
私も授業で初めて知って、ずっと行ってみたいな~と思っていました。元々ツアーのプログラムには入っていなかったのですが、先生に提案して(無理矢理)見学コースに入れてもらったんです。
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『木造建築』と言っても、中心部は鉄筋コンクリートのようですし、木材も正確には合成素材の木材らしいのですが。やはり実際見てみると圧巻ですね。

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パラソルの下は小さい公園みたいになってます。

建物の内部は、資料館やショッピングモールになっています。町の人々に愛されている名所みたいですよ。(セビリアのホテルに宿泊したのですが、ホテルにメトロポール・パラソルの写真飾ってた。)現地のガイドさんによると、町の人からは『キノコ』と呼ばれて愛されているそうです。

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パラソル部分は展望台になっています。エレベーターで上れます。(2.7ユーロで。)
セビリアの町が一望できます。
あ、次の見学地、アラミージョ橋も見える。



では、次の見学地アラミージョ橋について。
この橋は、セビリア万博の時に建てられた橋で、54°の傾斜で橋全体を支えているという、とんでもない橋。…とんでもない橋!
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離れて見ると、その危なっかしさがよくわかりますね。(『危なっかしい!』と思うだけで、実際危険な建築と言うわけではないです。)

2日目はセビリアのホテルに泊まりました。
ホテルの前に着くと虹がっ!!
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見学中は、あいにくの雨でがっかりしていたのですが、こういうサプライズは嬉しいですね。

ヨーロッパの都市観光は、歴史的建築物が見所の一つですが、新しい建築物もすばらしいものが沢山ありました。すごくおもしろいものが多いです。
是非、今後の観光の参考にしていただければ。



【3日目】
コルドバに向かいます。2日目に引き続きあいにくの雨ですが、元気をだしていきますよ!

アルカサルです。お庭が素敵な世界遺産にもなっている宮殿です。
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あ、ほら。土が赤いでしょ?スペインの壁の色はここからきているようです。
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こっちは黄色。(あんまりキレイな写真じゃないけどね。)



次はメスキータです。メスキータはスペイン語で『モスク』という意味。こちらも世界遺産ですねー。
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円柱の森のアーチ群です。

ポイントとしては、柱の装飾が一本一本微妙に違うことです。
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これは、既存の柱をあわてて集めて作った為、こういう風に色々な模様になっちゃってるんですね。

展示物もなかなか面白かったです。
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象形文字の展示かな?

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おそらく昔の聖書だと思います!
魔法の書って感じ。面白い。



メスキータ周辺のユダヤ人街です。
ユダヤ人街って聞くと、私なんかは、何それ怖いところ?って思っちゃいましたが、全然違います。
花小道っていう、壁に花の鉢植えがいっぱいある路地があって、よくポストカードにもなっています。
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すごくキレイな場所でした〜。天気がいいともっと素敵だったんだろうな。

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水玉のかわいい鉢植え。
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お土産屋がいっぱいあってすごく楽しめました。
買い物するならオススメの場所ですね。お店の人も観光客に慣れてますし。(おつりちょろまかされたり、ということはまず無いのでご安心を。)

私はこの指輪買いました〜
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可愛いー!

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お、スペインっぽいポスター!



では、コルドバはここまで!
続きはまた次回!

2013/03/16

スペイン旅行:建築研修①

前回のブログでも告知していた通り、スペインに行ってきましたー!
そして帰ってきましたー!ただいま日本。
というわけで、せっかくなので旅行のまとめを、記事にしたいと思います。
何回かに分けて、まずはメインである建築についてを紹介し、その後、個人的な目的で買いあさった、おもしろい装丁の本をご紹介したいと思っています。
このブログでは初めてのBL以外のテーマでの記事ですが、興味のある方は、のぞいていってみて下さい。

スペイン旅行:建築研修②
スペイン旅行:建築研修③



建築研修①
まずは、今回のツアーの概要と予定をざっとご説明します。

今回の旅行は、うちの大学の建築学科の教授が企画されたもので、スペイン国内の様々な建築を巡る、というものでした。
私は、建築学科では無いのですが、以前から建築にも興味があり、特にスペインのガウディの建築が大好きだったので、参加させていただきました。

旅の期間は一週間で、まわった都市は以下の通りです。

【1日目】
成田空港発→パリ経由→スペイン・マラガ着→トレモリノス
【2日目】
トレモリノス→グラナダ→セビリア
【3日目】
セビリア→コルドバ→トレド
【4日目】
トレド→マドリッド→クエンカ
【5日目】
クエンカ→バレンシア→バルセロナ
【6日目】
バルセロナ
【7日目】
バルセロナ発→パリ経由→成田空港着

北から南まで、様々な都市を見学させていただきました。
普通の旅行会社が企画しているツアーで、一週間でこれだけの都市を巡るというのは、まず無いと思います。
かなりのハードスケジュールになっちゃいますし、殆どバス移動。
(どれくらいありえないかというと、『一週間で行く!北海道から沖縄まで、日本一周バスツアー!』くらいありえないです。私が知らないだけで、どっかにそういうのあるのかしら(笑)?)
建物を見て、ハイ移動!ということも多々ありましたし、建築に興味の無い方にはちょっと退屈かもしれませんが、参加したメンバーはみんなすごく喜んでいました!
このツアーを企画して下さった、教授と、ツアー会社の方に感謝です。



今回の記事では、写真を中心に、簡単なコメントで紹介していきます。

【1日目】
まずは、パリのシャルルドゴール空港で撮ったのを何枚か。乗り換え待ちで3時間くらいあったから。
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売店の本屋さんを発見し、ここで初めてユーロを使う。
(日本円をユーロに変えたとたん、一気におもちゃ感が…。ちなみに今は1ユーロ=120円くらい。)
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売店のドリンクコーナー。
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なんだかフレーバーな感じのパッケージにどきどき。
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あ、普通に美味しい!!オレンジと、マンゴーと、パッションフルーツのミックスジュース。日本でも飲みたい感じ。
それでは空港を後にし、スペインのマラガへ。マラガに着くと、すぐに専用バスでトレモリノスへ移動。

学生にはもったいないくらいの良いホテル!ベッドカバーやカーテンが可愛い。
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この日は殆ど移動のみ。スペインに着くと夜なので、すぐに就寝。(ちなみに、日本とスペインの時差は8時間くらいです。日本時間から、−8時間。)
普段から不規則な生活を送っているせいか、時差を感じる間もなく爆睡。



【2日目】
ここからが旅の本番!トレモリノスを後にし、グラナダの『アルハンブラ宮殿』に向かいます。

アルハンブラ周辺の建物。
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アルハンブラ宮殿についてちょこっと説明。
宮殿といっても、中に住宅や、モスク、浴場、学校、軍隊、庭園、など色々な施設を備えていたそうです。城塞の役割もあったらしい。
ポイントとしては、元々はイスラム教徒の建築物ですが、レコンキスタの影響で、後にカトリックがこの建物を侵略。そのことにより、カトリックの要素もある建築物になっています。

軍事要塞の名残でしょうか?大砲が置いてある。
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チケットにもタイルの模様が!わくわく。
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アルハンブラ宮殿内の、カルロス5世宮殿。外観はこんな感じ。
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中は礼拝をする為の場所だったそうですが、なんだか小さいコロッセオみたいな印象。
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ぶどう酒の門です。こっから入っていきます。
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向こうに見えるのはアルカサーバ。軍事要塞だったもの。
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これは、ザクロの模様なんだって。チューリップじゃないよ!白と黒の石の並べ方で、模様を作っています。
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グラナダという地名はもともとスペイン語で「ザクロ」という意味だそう。だからザクロモチーフはあちこちで見かける。
ザクロの模様の地面の上はこんな感じ。素敵ー
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さきほども少し触れた通り、この宮殿は、イスラムの人たちが作ったもの。イスラム教徒は、偶像崇拝が禁止だから、建物の装飾には、タイルによる模様や、文字によるものが多いのです。
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文字を使った装飾。面白い。
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この円柱は全て大理石からとられたもの。一枚の大理石からとった円柱は、すごく珍しいそうです。
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ここも文字による装飾ですね。
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タイルには色んな種類の模様があります!面白い。
こういう模様のことをアラベスクって言うんですよね。幾何学的模様の反復で作られる模様。
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この模様素敵ー!
やっぱこう。同じ模様ばっかりだと飽きてくるからですかね?見る方も作る方も。

アルハンブラ宮殿から見るグラナダの街が絶景です!
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コマレス宮アラヤネスの中庭。
水面に建物を映して写真を撮るのが良いらしい。わりと下手に撮っても水面に映ります。
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ここが、王の間(だったと思う)。
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天井が 星空みたい。
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基本的に、イスラムの人の生活スタイルは、日本人と一緒で、地べた生活。寒い時は絨毯ひくんだって。うん、おしり冷えそうだもんね。
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よそのガイドさん。なんでチューリップもってんのー?
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可愛いですね。植物模様。レースみたい。
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この凝った模様は、すべて型押しでつくられたそうです。判子を押すみたいなことだと思う。そりゃ全部に手彫りでこの模様を施そうと思ったら大変な労力です。


宮殿の塀が高いのは、王様が囲ってる妻達が、外にいるイケメンを見つけて、うっかり恋に落ちちゃわないようにするためなんだって。スペイン版大奥!
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コマレス宮、反対側から見たバージョン。いい感じに撮れてる。
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部分的にカトリックっぽい要素もあるんですよ。(象徴的なモチーフがあったり、十字架風の模様があったり。いきなりゴシック風になったり。)でも基本的にはイスラム。おそらく、カトリックの人達も美しすぎて壊せなかったんだと思います。
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ライオンの中庭の手前。
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アルハンブラ宮殿名物、ライオンの中庭。
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うん。犬か猫だね。「ライオンは、偶像崇拝にならないんですか?」っていう質問をした子がいたんだけど、この像はカトリックの人から送られた物なんだそう。「あ…、じゃあ、せっかくなんで置いときますわー」って感じで置いてるだけで、崇拝してるわけじゃないと。名物なのに…。

このぐじゃぐじゃの天井は、鍾乳洞とかをイメージして作られてるんじゃないかって。
それっぽいですね。自然物みたいだもん。
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アラベスク模様!の壁と柱。
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完璧なものを作ったらいけないから、柱をちょっと斜めにしたりしてるそう。ここに悪いものを集中させて、他を完璧にするんだって。えー。完璧に作ったらいいのに。完璧なものが出来たら何かおこるのかな?

床の隙間にもアラベスクのタイル。
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窓にあったイラスト。かわいい。けどなんだろう?
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パルタル庭園。
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宮殿の世話をしている人たちが、一個ずつ畑を持ってて、いろんな植物を育ててるんだって。四季折々、色んな植物が楽しめる仕様。

歩いて隣にあるヘネラリーフェ離宮に移動します。
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何気なく歩いてる地面がお花模様。
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ヘネラリーフェ離宮です。別荘みたいなものらしいのですが、別荘近い…。
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あ、ポスト。
スペインのポスト黄色いー!
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外の売店。
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スペインの気候は日本よりちょっと暖かいかな?ってくらいです。
春の陽気でした。アーモンドの花があちこちで咲いてました。アーモンドの花は、桃とか桜の花に似てます。
花粉が目に見えるくらい舞ってました。現地のガイドさん(スペイン人)は「僕はもうねー、空気に触っただけで花粉がわかるよー」って苦しんでて可愛かった。

続きはまた次回!

2013/03/02

犬とつばめ:雨隠ギト

今回は、以前リクエストしていただいていた、雨隠ギト先生の『犬とつばめ』を紹介させていただきます。

すごく変わった、珍しい印刷がされている装丁の作品です。
非常に良い勉強になったので、私も、是非紹介させていただきたいなーと思っていました!
リクエストして下さった方、ありがとうございます!



基礎情報です。

『犬とつばめ』
雨隠ギド (著)
出版社: まんだらけ(エディス編集部 )
発売日: 2012/1/6
商品の寸法: 18.7 x 13.6 x 2.1 cm
コミック: 164ページ
装丁:吉田直之(NRS516)

君がとなりにいないときに
どこでなにをしてるか知らない
エディスに連載されたお話を1冊にまとめました。
描きおろし (スピンオフ) 2作あります。




エディス編集部さんは、まんだらけの出版部さんなんですね。知りませんでした!
BL漫画を定期的に出版されている編集部さんというわけではないようですが、
調べてみると、画集であったり、絵本であったりを、非常に丁寧に制作されているな、という印象を受けました。
エディス編集部さんから出版された、片山若子さんの画集は、第46回造本装丁コンクールで、日本印刷産業連合会会長賞を受賞されていました。

画像では拝見させていただいたことがあるのですが、実物はまだ見たことが無いので、是非購入したいです。
まさかエディス編集部さんの書籍だとは、存じ上げませんでした!
装丁に興味がある方にはオススメなのではないかと思います。

エディス編集部さんから出版されたBL漫画は、今の所、この作品のみのようです。
そういった意味でも特別な作品なのかもしれません。



装丁を担当されたのは、NRS516の吉田直之さんです。
http://www.nrs516.net/
お名前聞いたことある気がする、と思って調べてみると、
大塚愛の『さくらんぼ』のCDジャケットデザインを担当された方でした。
(このCD買いました~!すごい流行ってた世代です。)
声優さんでは、ほっちゃん(堀江由衣さん)の『Darling』や、
中島愛さんの『ジェリーフィッシュの告白』などの、CDジャケットのアートディレクションを担当されているみたいです。
知らないうちに、吉田さんがデザインされた作品にお目にかかっていたかもしれませんね。



もっと早く紹介したいなーって思っていたのですが、
お恥ずかしながら、加工や紙の種類について、わからないことが結構たくさんあったので、きちんと調べてから紹介させていただきたいと思いました。
とはいえ、あくまで私の目視で観察して調べたまでなので、あまりあてにできないと思うのですが…。



まず、この作品の装丁でびっくりするところは、『カバー無し』だということ!
本体表紙にそのままタイトルとイラストレーションが印刷されています。製本は、無線とじの並製本(ソフトカバー)です。
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正面から見るとピンとこないかもしれませんが、
背の部分や、角の部分を見ていてだけると、よくわかるかもしれません。
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私の中では、カバー無しの漫画に出会ったが初めてで、すごく新鮮でした!
いつもの、カバーがある状態に慣れているせいか、ちょっと不思議な感覚です。
(何故か文学書を触っている気分になった。)

「カバーが無いって本も素敵だよね!」という話を友人にしたら、「確かに!ペラペラなって邪魔だもんね!」って言われました。
いや、そういう意味ではないです。そういう発想は無かったです。
でもまぁ、ペラペラするのが嫌いな方にもオススメということで(笑)



紙はファーストビンテージというもので、色はターコイズだと思います。
ファーストビンテージは、2種類のパルプを配合していて、結構繊維がしっかり見える感じのカラークラフトペーパーです。
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名前の通り、しっかり使い込んだ、ビンテージの風合いがあります。
薄物から厚物までありますが、この作品では厚物が使われています。

この紙自体は、大手の画材屋さんで手軽に手に入れることが出来ます。
以前から素敵だな〜と思ってはいたのですが、『こういう使い方もできるのか!』と、目から鱗でした!



この作品の装丁では、もともと色のついた紙を使っているので、
4C(CMYK)+白インキを使っています。
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肌や、服に使われているのはよくわかると思います。髪の明るさとして上げないといけない部分にも、白が使われているのだと思います。

『白インキ』というのは印刷で頻繁に使われるものではありませんが、この作品のように、色紙に印刷したいときや、透明な紙に白を印刷したいときなどに活躍します。
(白い紙に印刷するときは、明るい部分には、そのまま紙の白が抜けて出ますが、もともと色がついた紙に印刷する場合、明るいところは地の色が出てしまいます。ですから、明るい部分には、白のインキを使うなり、なんらかの処置をしなければならないのですね。勉強になります!)



本体表紙全体に、キラッと光る、ツバメの模様が印刷されています。
(これも画像ではうまく伝わらないので、是非実物を見て頂きたいです!)
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これはどうやってしたのかな?とずっと気になっていましたが、おそらくパールインキが使われているのだと思います。
『パールインキ』は、金・銀・蛍光インキなどと同様、特殊インキの一つです。
インキでの表現ですので、UV厚盛り印刷のような凹凸は出ません。つや感もあまり出ませんね。
ですが、光に反射して、キラッとさりげなく光ってすごく可愛らしいです!
全体につばめの模様を施すことで、まるでオリジナルのラッピングペーパーみたいな雰囲気になりますね。
この作品を購入した時点ではまだ大学に入って無かったので、「こういう紙があるのか?」と、思っていました。
こういう作品、自分でも作ってみたいですっ!



タイトル文字は黒の箔押しです。
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『箔押し』というと、金や銀のイメージがあるかもしれませんが、他の色の箔押しもあるんですよ。
あまり表に出ていませんが、最近では蛍光箔押しというのもあるそうです!

(しつこいですが、)この紙はもともと色がついていて、繊維がよく見える紙なので、インキをのせても紙の色や質感がどうしても見えてしまいますよね。もちろん、この作品ではそれが魅力です!
ただ、紙の質感の干渉を受けたくない部分には、(この作品ではタイトル部分に、)箔押しが使われていますね。
黒インキをのせるだけだと、こんなにしっかりのっぺり色がのりませんからね。



帯の紙はストライプ模様のトレーシングペーパー(の何か)です。
(エディス編集部さんのお話によると、この帯は、元々ストライプの紙ではなく、印刷だそうです。)
触った感じは、しっとりというよりは硬くてしっかりした感じです。透明感もありますね。
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そして何と、
限定版では、この帯と同じ紙で、書籍全部を包んでいる紙袋になっているそうなんです。(アマゾンさんの画像でご確認下さい。)
何それ素敵~っ!!
私は普通に書店さんで購入したので、通常版しか持っていないんですよね…。(装丁ブログと言っているのに、ふがいない!)

袋の実物を見ているわけではないので、あくまで想像ですが、
袋をびりびり破って、中から本を取り出すわくわく感、を味わえるのではないかと思います。
サプライズですね!



この作品の装丁からは、すごくたくさんのことを勉強させて頂きました。
素晴らしいBL作品であり、私にとってはデザインの教材みただなと思いました!
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『君がとなりにいないとき
どこでなにをしているか知らない』

というセリフは、この作品を読む前と、読んだ後では、感じ方が全然違いました。
読む前は、なにそれ当たり前じゃん。と思っていましたが、読んだ後は、じんわり心にしみるというか、刺さる言葉だな、と。
何でも無いときに、この言葉をふいに思い出したりして、背中を押されるような気持ちになったことがあります。
ずっと大切に読みたいな、と思う作品の一つです。
興味を持って頂けた方は、是非一度読んでみてください。
装丁も、じっくり味わってみてくださいね。



明日(3日)から一週間くらいスペインに行ってきます。
学校の建築研修ツアーですので、自由に本屋さんによったりする時間はないかもしれませんが、しっかり勉強して、自分の肥やしにしてきたいと思います。
『こいつBL漫画でしか勉強してねー!』と思われないように、たまには他の分野でも勉強させていただきたいと思います。
グラフィックデザインの学生ですが、以前から建築が大好きだったので、すごく楽しみです。ガウディ大好き。
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カジワラ

Author:カジワラ
BL漫画のファンです。素敵な装丁の漫画を手に取るとたまらない気持ちになります。
勉強もかねて、BLのことや、装丁、デザイン、書籍周辺などについて、書いていこうと思います。

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blgasuki★gmail.com
★を@に変えてお送り下さい。

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